体幹ゼロ障害児とアウトドアを

アウトドア夫婦に生まれた肢体不自由児さ~やの冒険記

肢体不自由児と立山室堂散策へ。準備編。まずはバリアフリー調査や日程決め。

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富山県の立山は、自然の雄大さと歴史ロマンを同時に感じさせてくれる一大観光地帯です。ただし、基本的に山岳地帯であるためバリアフリーではありません

 

ですが、立山黒部アルペンルートの交通機関は車いすでも問題なく乗れますし、いくつかの観光スポットも回ることができます。

 

であれば、登山用ベビーキャリアを使えば、バリアフリーエリアからもう少し足を伸ばして立山室堂を散策し、より迫力のある山並みに近づくことができます。

 

肢体不自由児との立山室堂散策、旅の起こりから、スケジュール決め、準備物について考えます。

 

 

旅の起こり

さ〜やとスケールの大きな山に行きたい!

 

肢体不自由児さ〜やとのアウトドアライフ。

 

登山用ベビーキャリアに乗せて、遊歩道ウォーキング、低山ハイキング、上高地散策など楽しみながらステップアップするにつれ、もっと大きな山に連れて行きたい!と思うようになりました。

 

とは言え、そこは医療ケアが必要な障害児、もしものことがないとも限りません。

 

観光地でありながら大自然を体感でき、かつ安全も確保できるスポット。

 

そう考えると、すでに自分が行ったことがあり、アクセスや地形がわかっている場所、なにより、しっかり山岳エリアを感じられる場所、ということで立山が最適だと思うようになりました。

 

さっそく立山周辺の主要な交通網である、立山黒部アルペンルートのバリアフリー状況、車いすやバギーでどこまで行けるのか調べてみました。

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交通機関への乗車はスタッフの方が手伝ってくれるとのことでしたが、行ける観光スポットについては限定的であることがわかりました。

 

また、立山の室堂平は標高2450m

 

温泉や宿泊できる施設もありますが、そもそも街にいる時から血中酸素濃度が若干低めなさ〜や、酸素濃度が低い高山地帯で宿泊するのは危険と考え、室堂平の散策は日帰りプランにしました。

 

室堂平での散策時間をしっかり確保しつつ、日帰りしたい。

 

となると、室堂散策の前日のホテルは、アルペンルートの富山県側にあり、室堂平に近いがなるべく標高が低いホテルが最適、ということで、弥陀ヶ原の国民宿舎「立山荘」に泊まることにしました。といっても標高は1930m、酸素濃度は街の80%程です。

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ということで、スケジュールが決定。

 

1日目

  • アルペンルート立山駅でケーブルカーに乗車約10分
  • 美女平で高原バスに乗り換え弥陀ヶ原へ乗車約30分
  • 弥陀ヶ原で周辺を自由に散策(〜1時間半)
  • 国民宿舎「立山荘」に宿泊

 2日目

  • 弥陀ヶ原から高原バスに乗車し立山室堂へ約20分
  • 室堂ターミナルに到着
  • 室堂平を自由に散策(〜4時間)
  • 室堂ターミナルから高原バスで美女平へ乗車約50分
  • 美女平でケーブルカーに乗り換え立山駅へ約10分
  • 立山駅周辺のホテルで宿泊

 

 ゆったりした日程です。

 

乗り換えや散策のたびに荷物の移動やバギーの折りたたみ・乗せ換えに時間がかかると考えたからです。

 

余裕のある計画でないと、少しのトラブルで全体が崩れてしまったり、自分たちも楽しめないだろうと思いました。

 

宿泊の準備と寒さ対策

荷物は最低限で軽量化

 

マイカーで行けないところに行くとなると、荷物を厳選しないと行動が制限されます。

 

ただし、必携品もあります。

 

さ〜やの生命維持に必要な、吸引機と予備の手動吸引機、SPO2(血中酸素のモニタリング、寝ているときだけ)、胃ろうでのご飯セット、もしものときの薬、そして散策で必要な登山用ベビーキャリアです。

 

吸引機は小型の電動タイプのものを、そして故障したときの予備として軽量な手動タイプも持っていきました。

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 この他にも、標高2450mの立山室堂は気温が低いため寒さ対策も必要です。

 

旅行を計画したのは10月初旬、室堂周辺の気温は10℃以下、晩秋の気配です。必然的にアウターなどの服が多く、重くなります。

 

一方で、寒いと汗をかかないので、下着の変えがあれば上着は着回すことができます。軽量化のためにも着回しすることにしました。

 

立山での寒さ対策、動いて熱産生できない肢体不自由児については厳冬期仕様にしました。アウトドアメーカー、モンベルの厚手タイツは山岳地帯の観光でも優秀!
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まとめ

山岳地帯での宿泊、準備の大切さ

 

近所の低山や上高地など、日帰りで街の宿まで帰ってこられるアウトドアからステップアップし、立山をチョイスしました。

 

山岳地帯での宿泊と散策、加えて、交通機関の複雑さと乗り換えの多さ。観光の難易度が高いので、事前の下調べは細かく問い合わせました。

 

持ち物も、宿や車まで取りに帰れないので、家族でしっかり話し合い!むしろ、自分が山に行く方が準備が楽だったかもしれません。

 

立山黒部アルペンルートは荷物の配送サービスが充実しています。事前にホテルに送っておく、または、宿泊後に次のホテルに送っておくのも移動の荷物が少なくなって楽かもしれません。

 

また、今回は立山室堂散策をメインにしたかったので、黒部ダムに行かない計画にしました。ですが、富山の立山駅と長野の扇沢駅間には車の配送サービスがあるので、マイカーでアクセスして富山〜長野を通り抜けることも可能です。

 

いずれにせよ、山岳地帯ですので、余裕を持った計画といざというときの中止も考えて計画しましょう。

 

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