体幹ゼロ障害児とアウトドアを

アウトドア夫婦に生まれた肢体不自由児さ~やの冒険記

抱っこひも、登山用ベビーキャリアで肢体不自由児もアウトドアへGO!

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障害児でも一緒にアウトドアで遊びたい!

 

コロナ禍で家にいる機会は多いと思いますが、少し足を伸ばして、近くの公園、遊歩道に出かけるだけでも気分が晴れるものです。

 

でも、そんな場所は車いすやバギーが通れない所もたくさんあります。

 

 自然の中はバリアだらけです。

 

そんな時に便利なのが抱っこひもや登山用ベビーキャリアです!

 

成長に応じてこれらを使い分けることで、飛躍的に行動範囲が広くなり、一緒に楽しめる場所が多くなります。

 

長引くおうち自粛でフラストレーションが溜まっているファミリー必見。

 

今回は、我が家がこれまで使用してきた3つのお出かけグッズについて紹介します。

 

これからの外遊びの参考にしてみてください。 

 

 

成長に応じて使い分ける

最初は抱っこひも

ベビーキャリアというと、いわゆる「抱っこひも」が一般的な認識かもしれません。

 

まだ身体が小さい内は健常児の赤ちゃんと同じように抱っこひもでお出かけしていました。

 

我が家が購入したのは、抱っこひもの中でもベルトがしっかりしていて、子供が大きくなっても体に密着させられるベビービョルンの「ベビーキャリアMOVE」

 

12kgまで抱っこできる分、背中側のサポートが腰痛コルセット並みにガッチリしています。

メッシュ生地なので自分も子供も熱くなりすぎず、快適に抱っこできます。

 

我が家のさ~やは首が座っていないので、後頭部が支えらえるサポートがついているのが安心感がありました。

 

これで近所の森林公園など軽い散策ができました。

 

しかし、成長にともなって体が大きく、体重が増えてくると、限界を感じるようになりました。

  • 子供の手足が伸びることで密着度合が減り、歩くと重心がブレる
  • 子供の足がブラブラして歩きづらい
  • 足元が見えなくて危ない
  • 重い子供を長時間抱っこしていると腰が痛くなる
  • 抱っこされている子供もお尻、腿が痛くなる
 
つまり、成長とともに転倒の危険性と両者の不快感が大きくなってくるということです。

 

そして、一番の欠点は、対面式なので、子供はずっと親の胸を至近距離で見ることになり、せっかく自然の中に散策に行っても、周りの景色を見せられない!ということです。
 

結果、3歳12kgぐらいで抱っこひもは卒業しました。

  

登山用ベビーキャリアへ

次に使ったのが、「登山用ベビーキャリア」です。

 

重い荷物を担げるように設計された登山ザックを、赤ちゃんや子供がまたがって乗れるように改良したものです。

 

体幹が未発達な状態でも周囲をガッチリ固定してくれるので、ずり落ちることなく担ぎ歩くことができます。

 

我が家の最初の登山用ベビーキャリアはモンベル製でした。

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抱っこひもの時は足元が見えなくて不安でしたが、おんぶなので前方はよく見えます
webshop.montbell.jp

これを使うことでハイキングコースや登山道も行けるようになり、近場の低山で練習した後、上高地の散策に出かけられるようになりました。

 

注意点としては、抱っこひもの時と同じですが、首が座っていないと歩くたびに頭がグラグラしてしまうので、U字状のヘッドレストを挟んでしました。

 

また、子供の足がブラブラし、ベビーキャリアが自立するための金属フレームに当たるので、フレームにタオルなどを巻いて保護していました。

 

このモンベルのベビーキャリアは、子供と荷物を合わせた耐荷重が16kgまで。

 

本体重量が約2kgなので、合計最大約18kg

 

だんだんと担ぐ方の体力も必要とされてくるようになりました。 

 

実際に担がれる側の反応ですが、ベビーキャリアだと歩くリズムが心地いいのか、さ~やはよく寝ていました。

 

旅先の上高地では、空気が良かったのは感じていると思いますが、河童橋も梓川も帝国ホテル(通過のみ)も覚えていないと思います。

 

より重量級の登山用ベビーキャリアへ

成長にともなって座高も伸び、モンベルのベビーキャリアではベルトが閉められなくなってきました

 

そこで、もっと大きい登山用ベビーキャリアに買い替えました。

 

選んだのは、ドイターの「キッドコンフォートⅢ」

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結果的に、使い勝手が最高でした!

 

選んだ一番の理由は、子供が入るスペースが深いこと。写真で見るとよくわかります。

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左がモンベルのベビーキャリア、右がドイターのキッドコンフォートⅢ

初代モンベル製と比較すると、キッドコンフォートⅢはおよそ20cm背面長が長くなっています

 

子供が座る座面から胸や背中までの高さが高い方が、成長して座高が高くなっても中のスペースに収まってくれるので安心です。

 

乗せられる子供の座高≒身長の表示はありませんが、耐荷重が子供と荷物を合わせて22kgまで、とあるので、例えば22kgを日本人の子供の成長曲線で当てはめると、だいたい身長120㎝弱までが目安となります。 

 

これを手に入れてからは、より『山に連れて行きたい!』という想いが強くなりました。

 

近場の低山で登山道歩きの練習をした後、立山室堂周辺を散策したり、バギーでは行けない沖縄の斎場御嶽に行ったりもしました。

 

成長しても担げるキッドコンフォートⅢですが、それなりに弱点もあります。

 

耐荷重が重い分、重さを分散させるために、担ぐ方の肩・腰ベルト、背中のパットも分厚くしっかりしていますし、ザックのフレームも金属製でしっかりしています。

 

つまり、本体自体が約3.8㎏と重いことです。

 

つまり子供と合わせて最大約26kg。

 

これは、日ごろからトレーニングしていないと長時間は担げない重さです。

 

大変オススメなキッドコンフォートⅢですが、残念ながら現在販売されていません。

ですが、ヤフオクやメルカリでは数点出品されていますので、気になった方はチェックしてみてください。

現行モデルでの登山用ベビーキャリアの選び方は、コチラでも解説しています。

登山用ベビーキャリアをカスタマイズ

もう一つ、キッドコンフォートⅢで悩んだのは、担いでいるときにさ~やの足がブラブラしたり、ベビーキャリアを降ろしたときに足が下敷きになることでした。

 

そこで、足を膝裏から支えられるように紐と筒状スポンジを取り付けることでブラブラを回避。

 

これにより、足を登山道脇の木立や階段などの段差で引っ掛けることがなくなりました。

 

スポンジは100均の長い筒状のものをカットしています。

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 また、さ~やの体の周りの空間がやや空いていて、歩くたびにゆっさゆっさするので、ナーセントの三角マットや丸めたタオル、首周りのU字ヘッドレストでがっちり固定しました。

 

まとめ 

成長に応じて抱っこひも、登山用ベビーキャリアを使うことで、行動範囲が広がり、アウトドアにも行けるようになります

 

ただ、荷物が入っているだけのザックなら、多少手荒に担いだり降ろしたりしますが、子供が乗っているとなると慎重に扱わなくてはなりません!

 

慎重に担ごうとすると、さすがに介助してもらわなければ不安ですが、椅子などを使ってザックの高さを上げ、自立させてから背負うなど工夫が必要です。

 

しかし、子供が小さい頃から背負っていれば、だんだんと体力もついてきます。

 

ベビーキャリアを上手に活用して積極的にお出かけしましょう!

 

転倒にはくれぐれもお気をつけください!!

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