体幹ゼロ障害児とアウトドアを

アウトドア夫婦に生まれた肢体不自由児さ~やの冒険記

肢体不自由児と飛行機に乗る!当日はゆったりスケジュールで!

f:id:TheWhiteFang:20200105224141j:plain肢体不自由児の初フライト、不安なこともあると思います。

 

 楽しい旅を気持ちよくスタートさせるためにも、航空会社との事前調整をしっかり行い、かつ、余裕を持って空港に向かいましょう

 

肢体不自由児さ〜やとの沖縄旅行、準備万端で当日に臨んだつもりでしたが、小さなミスで想定外のタイムロス、そして慌ただしい搭乗に。

 

我が家のフライト当日、搭乗手続きから機内への搭乗、那覇空港に着くまでの流れを報告します。

 

 

難関?搭乗手続き!

60分よりも前に、余裕をもって行こう!

 

さ〜やにとって初めてのフライトだったので、不測に備え2時間ほど前には空港に到着。

 

搭乗手続きのためお手伝いが必要なお客様専用カウンターに向かいました。

 

事前に相談していることもあり航空会社の窓口での通りは良くチェックインもすんなり!ANAスタッフの方も大変親切で幸先の良いスタート!!

 

と思いきや、機内持ち込みの吸引器』のチェックに手間取りました!

 

問題は2つ。 

 

一つ目

 

旅行直前で痰吸引機が不調となり急きょ購入。

 

若干軽量化された同メーカーの新型を購入したため、『事前申請の型番と違う!』ということで、内部で審議していたようでした。

 

型番の変更を怠ったミス!ANA窓口の皆様お手間取らせました。すみません。

 

二つ目

 

口頭で伝えた痰吸引機の型番。

 

本体情報としては十分でしたが、電源が何かを伝えていなかったので、ANA側はACアダプターと解釈していたようでした。

 

実際はバッテリーなので、『そのバッテリーは機内持ち込み可能なものなのか!?』の確認に時間がかかったようでした。

 

後々HPで確認すると、医療用電子機器を機内に持ち込まれるお客様へ」という申請書がありバッテリーの記載もありました。

 

バッテリーは危険物に該当するものがあるらしく、リチウム・リチウムイオン電池は容量規制がありました(リチウム電池は8g以下、リチウムイオン電池はワット時定格量160Wh以下)。

 

我が家愛用の痰吸引機「スマイルキュート(新鋭工業)」のバッテリーはニッケル水素電池だったので大丈夫だったようです。

 

口頭じゃなく申請書出しとけば…後悔。

  

結局、痰吸引機のチェックに小一時間は掛かりました。

 

このケースは事前準備で回避できますが、他にも万が一のことが起こりえます。

 

航空機会社のHPで推奨されている「出発時間の60分前」よりも早く空港に行くのが安心だと思います!

 

空港内の移動

重い荷物は自分たちだけで頑張らず、助けを求めよう。

 

搭乗手続きでのつまずきを終え、搭乗口に向かいました。

 

が、ちょっと難点。

 

機内の座席で使うカーシート、コレの持ち運びが大変!!

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 快適に座れるカーシート、当然、持ち運ぶようにはできていません。

 

ので、『空港内用のカートに載せる』もしくは『持つ』の二択になりますが、前者だと両手が塞がるのでさ~やのバギーが押せない…。

 

結局、後者を選び、汗をかきながら担ぎました。約9kg。

 

搭乗ゲートまでのそこそこの距離。

 

今から考えれば、カーシートの様に重い物だけでもANAの方に頼む、もしくは電動カートで運んでもらえば良かったと思います。

 

遠慮せずに!

  

そして機内へ

座席に座っても気は抜けない!

 

超余裕で空港に到着したものの、いろんなタイムロスでもう搭乗時間ギリギリ!

 

慌てて搭乗ゲートをくぐり、さ~やが来る前に機内の座席にカーシートを準備。

 

装着を心配していたカーシート“CARROT3”ですが、座席にピッタリフィット!!

 

これなら車に乗るのと同じ姿勢なので、体幹ゼロでも安心して飛行機に乗れます。

 

ということは、このカーシートが使える間はもうしばらくフライトでの旅行が楽しめそうです。

 

その頃さ〜やは飛行機ドアの直前まで来ていてバギーで待機。

 

ドアから座席までは機内用の車いすは使わず抱っこで移動しました。

 

その方が乗せ替え動作が少なくスムーズと判断。

 

ちなみにさ~やは身長120cmで18kg。

 

まだ狭い通路も難なく通れましたが、これから大きくなったら足が通路横の座席に引っかかるだろうなぁ、と感じました。

 

ふぅ〜さ~やも座れたしオールオッケー!!

 

っと安堵し、自分たちも席に座っていたら、今度はANAからヘルプが!

 

『預かったバギーのたたみ方が分かりません!』

 

慌てて援護に向かいました。

 

バギーは車いすと違って扱い方の認知度も低く、たたみ方にいたっては知らないと難しい、というか不可能だと思います。

 

スタッフの方と一緒にたたんで小さくなった後は、丁寧にビニール袋で包んでくれました。その後の管理はANAにお任せ。

  

いざフライト!

案外順調でした。

 

さ~や初の空中戦!

 

『気圧の関係で呼吸がっ!?』とか『空気が乾燥しているので痰が絡んで!?』とかを想定していましたが、沖縄までの1時間半、ほぼ寝ていました。

 

空港でのドタバタで本人も疲れていたんでしょう。

 

さ~やは嚥下ができないので、上空で気圧が上がった時の耳のキーンに対処できず泣き出すのでは?、とも思っていましたが、案外何事もない顔をしていました。

 

むしろ、初フライトで外の景色を見てほしかったかも…

  

那覇空港に着陸

搭乗よりもスムーズ。ゆっくり最後に降りられる。

 

搭乗の時は他のお客さんよりも先に乗せてもらったので、「急がなきゃ精神」でしたが、那覇空港到着後、飛行機から降りるのは一番最後でした。

 

なので、かなりゆっくり準備できました。

 

こちら側も慣れてきた、というのもあるかもしれません。

 

「飛行機を降りる前には自分からバギーを組み立てに行く」

「カーシートはやはり素直に担ぐ」

 

搭乗の時の逆なので先を考える余裕があり、CAさんにオススメの沖縄料理店を聞く時間までありました。

 

かなりゆったり機内を出たので、預けた手荷物はベルトコンベアでのグルグルタイムをオーバーしており、外野?にまとめられていました。探す手間がなくてむしろ助かりました。

  

なんとか沖縄に到着!

 

まとめ

飛行機に乗る前はとにかく時間に追われます!

 

時間に余裕を持っておけば、気持ちにも余裕が生まれ、楽しい旅行になると思います!

 

今回は大阪空港発のANA便を使いましたが、利用する空港や個々の状況により対応が異なると思いますので、事前に問い合わせて確認してください。

 

最後に感謝

フライトに際して対応していただいたANAの方々は大変親切で気配りにあふれていました。ありがとうございました!

唯一お願いがあるとすれば、スタッフの方、一人ひとりの対応には大変感謝していますが、搭乗手続き・手荷物検査・搭乗口と場所が変わるたびに、対応してくれる人が変わるので、同じような会話をその都度繰り返す必要がありました。スタッフ間での最新の会話の共有、もしくは、搭乗まで付き添えるスタッフがいる、といった対応が可能であれば、ハンデがある方の搭乗がよりスムーズになるのでは、と感じました。

この場をお借りして。

www.sa-yato.com

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